日経ビジネスオンラインの報道によるとAppleは次世代iPhoneと次世代iPadをLTEに対応させるつもりだそうです.従来製品と同じ寸法・重量のまま,熱とバッテリーの持ち時間の問題が解決して製品化されるならば歓迎したいですね.そもそもにして来年の夏ごろの製品出荷ということであれば,既にApple社内で次世代iPhoneとiPadの試作機ができあがっている時期だと思うので,基本的な仕様は既に固まっているのでしょう.日本国内外で仕様を変えてくるというのは考えにくいので,LTEに対しては2.1GHzとそれ以外のバンドをサポートしているんじゃないかと思います,具体的にどのバンド?と言われると海外向けの知識がほとんどないのでよくわからないので申し訳ないのですが,700MHz帯と1.7GHz帯は間違いないでしょうくらいしかわかりません.日本向けに出荷されているLTE端末はNTTドコモの2.1GHz帯のみサポートしていますが,それじゃAppleの本国であるアメリカで使えませんしね.
ところでそのLTEですが日本ではNTTドコモが先行してXiブランドを立ち上げ,対応スマートフォンやタブレット端末を出荷しています.NTTドコモは年度内にXiを100万回線契を目標にしているそうですがどこまで届くのでしょうか?新しいプランについては結構本腰を入れているように感じられるので,最終的な結果が気になるところですね.それからこの報道についてですが,iPhone 4SがKDDIからも発売されるという報道が日経ビジネスオンライン発だったことを考えると案外本当かもしれませんね,同じ記者さんのようですし.料金やサービスがソフトバンクモバイルと同等であれば乗り換えを検討してみようかなぁなんて考えてます.
さてさて次世代iPhoneの噂について,GIGAZINEさんがわかりやすくまとめているのでなんとなくコメントしてみましょう.
次のiPhoneはサムスンのスマートフォンのような4インチ画面搭載
大画面になるのは歓迎したいけど,持ち運ぶことを考えるとこのままでもいいんじゃないかな?なんて思ったりもしますね.一長一短なのでなんともコメントできません…ということは一度試してみないとわからないかも,ということかもしれません.
超微粒子による液体金属コーティングによってカラーバリエーションが可能になり、傷が付いてもアルミニウムの地の色が見えない
つまりiPodのカラーバリエーションモデルと似たようなコーティングってことですかね?
ホームボタンは物理的なボタンではなく、タッチパネル式になる
これは大歓迎ですね,少なくともiPhone 4で起きているホームボタンが効かなくなる不具合,これがある程度解決できるでしょうから期待したいところです.
パワーリミットを削除することによってより高速に動作するがバッテリーの寿命が持たない
仮に実装するとしても常時このモードを解放するようなことはないんじゃないかなぁと思います,発熱とかが相当に増えてしまいそうですしね.なので特定のアプリ(パワーが必要なゲーム等)を起動した時には…といったIntelのTurbo Boostのような機能になるのかもしれません.そもそもゲームをやるくらいならバッテリーを気にするな!ということかもしれませんね.
1000万画素カメラ搭載
iPhone 4Sの800万画素から順当に進化…と思いたいのですが,高解像度になるとそれだけ保存に時間がかかるようになります.保存先は内蔵フラッシュであることにかわりないので,フラッシュが高速化するか,もしくは画質をしていできるようになればいいのですが…と思ったんですが,「いろいろ設定できる」ってのはスタイリッシュじゃないですね.少なくともiPhoneには合わないようにも思えるので案外搭載されないかもしれませんね.
音声で操作する「Siri」は「アシスタント」という名前になる
Siriという単語だけじゃ何がなんだかわからないですからね,これはあり得る話だと思います.