satoshi_komyのブログ

気になったことを書き連ねていきます

日本はどんどん安全になっているという考え

南野信吾氏が殺されたとかなんとか.白昼の事件であまりにも衝撃的…ということもあってか各方面で力を入れて報道されているようです.

んでそんな中,メディアやブログ,twitterだったりmixiボイス,まぁそういったものでは物騒な世の中だから…という論調が目立ちますが,事実のみを語ると殺人を含めた凶悪事件は年々減少傾向にあります.つまり世の中はだんだん安全になっているわけですね.それなのに論調としては「最近は以前よりも凶悪犯罪が増えたからとっても危険!!」となっているわけです.そういう論調で「日本の安全神話は崩壊した!!」なんて言ったりしてますが,実際は数字だけ見たら神話どころもっと高いレベルにまで達しちゃってるわけです.神話以上の高いレベルを比喩する言葉が思い浮かばないので何も書きませんけど.

となると,いや最近は猟奇性の高い事件がという反論も出てくるわけですが,猟奇性の高い事件ってむしろ昔のほうが,それこそ戦前や戦後まもない時期の方が多いんじゃないかな?と個人的には推測しています,数を調べたわけではないですけどね.

じゃあなんでこんなことになっているかというと,それはまず間違いなくメディアの影響だろうなと.凶悪事件を強く報道して,事件件数が減っていることを報道しない.いやむしろ事件件数が減っているからこそ,報道することがなくて過熱報道しているのかも…なんて妄想もできてしまうわけです.それを偏向報道というべきかどうかは疑問が残るところですけども.

こんなことを書くとどんな思考してるんだ?とか人格を疑われたりするけども,事実を事実として受け入れられない硬い頭にはなりたくないなと思うんですよ.人が亡くなったことに対してはすごく傷ましいことだと思うし,とても悲しく残念だという認識はある.けども何もかもをひとつの出来事として捉えてしまい,本質を見抜けなかったり,はたまた報道やごくごく一部の出来事を見て全体がそうだと言い切ってしまう人間にはなりたくないなと思うんです.