あまったハードディスクを活用してソフトウェアRAIDを構成してみた
HDDが2台構成のNAS(BUFFALO製のLS-W1.0TGL/R1)を自宅で使用していたのですが、2台のうち1台が故障してしまいました。それもカランコロン音を立てるような状況なのでこれはもう無理だな、と。
あまったHDDをムダに遊ばせておくのももったいないなと思い、その1台とそれと別にあまらせているUSB接続ポータブルHDDを組み合わせ、Windows 7の標準機能を用いてソフトウェアRAID(RAID 0)を構成してみました。
【参考URL】
Windows 7のsoftware RAID:太陽と月:So-netブログ
上記の例では仮想マシンに複数のHDDイメージを格納してソフトウェアRAIDを構成していますが、今回試したのは実際にあまっているHDDをタワーPCに搭載、物理的に接続したうえでソフトウェアRAIDを構成しています。
【買ってきたもの】
追加のSATAケーブル*2本(その辺のPCショップや家電量販店とかだと1本あたり500~1,000円くらいで?)
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【やること】
- PCにHDDを搭載する。それぞれ電源ケーブルとSATAケーブルを接続する。
- Windows 7を立ち上げる。
- コンピューターを右クリックして「コンピューターの管理 → ディスクの管理」を起動する。
- 搭載したHDDを右クリックして「新しいストライプボリュームを作成」をクリックする。
- ウィザードに従いRAID 0を構成する。
RAID 0のディスクボリューム作成後は以下の様な画面になります。ディスクを示す色が変わってますね。今回はディスク2と3でRAID 0を構成、ドライブレターはRAIDなのでRドライブとしてみました。
【ベンチマーク】
元が古い500GBの3.5inch HDDと500GB 2.5inch HDDなのであまり期待していませんが…とりあえず動作確認も含めてベンチマークです。
1. Cドライブ(SSD 128GB)
3. 500GB 3.5inch HDD(RAID 0を構成しない場合のベンチマーク)
4. 500GB 2.5inch HDD(RAID 0を構成しない場合のベンチマーク)
3.と4.でソフトウェアRAID(RAID 0)を構成した場合のベンチマーク
なるほど、2倍とまではいかないけれども、シーケンシャルであればそれなりに速くなってるんですね。元から接続していた1TB HDD(この場合はDドライブ)に匹敵する程度?
とりあえず動作的にも問題ないようですので、このまま使ってみることにします。もっとも5.のディスクについてはNASで使用していた時にペアのHDDが故障しているわけで、いつ壊れてもおかしくない…というスリリングな状況ではありますが、そこは気にしないことにします。
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