satoshi_komyのブログ

気になったことを書き連ねていきます

ドラゴンクエスト11の設定を考察してみる

発売から1ヶ月ちょっとが経ったドラクエ11ですが、いくつか気になることがあるのでいろいろと考えをまとめてみます。記憶をたよりに書いていますし、自分なりに解釈している部分もあるので間違いもあると思います、コメント・指摘大歓迎。

PlayStation 4 ドラゴンクエスト ロト エディション

PlayStation 4 ドラゴンクエスト ロト エディション

主人公の設定

  • DQ11主人公:ロトの勇者(ロトゼタシアの勇者、略してロトの勇者)
  • DQ3主人公:勇者ロト(アレフガルドに伝わる「まことの勇者」の称号*1のこと)
  • DQ1主人公:勇者ロトの子孫*2
  • DQ2主人公:ロトの末裔

DQ11本編開始前のストーリーの流れ

  1. 邪神ニズゼルファvs聖竜 → 聖竜負け → 聖竜が命の大樹化、ロトゼタシア創成
  2. 邪神ニズゼルファvs先代勇者ローシュ一味 → 勇者ローシュ死亡 → 賢者セニカが邪神ニズゼルファを「封印」
  3. 魔道士ウラノスが預言者と魔導師ウルノーガに分離
  4. 賢者セニカが「勇者のつるぎ・真」を命の大樹へ奉納
  5. 賢者セニカが時の番人化
  6. ここまで神話のお話、ここから割と近い時代
  7. ユグノア王国とバンデルフォン王国が陥落
  8. 本編スタート

DQ11の真エンディング(裏エンディング)に関する考察

途中に出てくるDQ1主人公について

聖竜いわく「闇堕ちしたらその剣で討ち取ってね」という話なので、子孫*4が悪さしたら退治してね*5というだけの話だと解釈。遠い未来に闇堕ちしたらごめんね、とかその程度のことかと。

どうでもいいけどDQ1ロトの剣って竜王の城で手に入るんじゃなかったっけ…あのDQ1コスプレ防具一式+ロトの剣ってなんかおかしいような気もする…

真エンディングの最後について(=DQ3オープニングについて)

DQ11メンバーの冒険を書いた赤い本をDQ3主人公母が読んでいる。その本を本棚にしまう、隣には背表紙に同じ勇者の紋章が描かれた緑の本もある。
そして2階へあがり、↓のセリフ

おきなさい おきなさい
わたしの かわいい ぼうや
今日は お前が はじめて お城へ行く日だったでしょ

このセリフはそのままDQ3のオープニングのセリフ。DQ11メンバーの冒険が伝記になるくらい時間が経過した世界がDQ3ということなんだと思う。ちなみにDQ3のベッド脇に置いてあるのは銅の剣っぽいもの、DQ3主人公の初期装備だから間違いない?盾はなんだかわからん、DQ3主人公の初期装備に盾はないしね…

分岐した世界観について

世界線ともいうそうだけど「時のオーブを破壊することで巻き戻る時間」は、パラレルワールドが形成されるのか、あるいは単純に時間が巻き戻るのか、ということ。

パラレルワールドが形成されと考える場合

作中では3つの時間軸が形成された。これも意見がたくさんあるようだけど、自分なりの解釈。

  1. ベロニカ死亡 → 邪神ニズゼルファが封印されたまま魔王ウルノーガを撃破 → 放置プレイして主人公だけ↓の世界へ
  2. ベロニカ死亡せず → 魔導師ウルノーガ撃破 → 邪神ニズゼルファ撃破 → DQ3DQ1 → (ry
  3. 勇者ローシュと賢者セニカ再開 → どこにもつながらない、完全に独立した世界観なのでは?

主人公が壊した時のオーブは時間巻き戻し、賢者セニカが壊した時のオーブはパラレルワールドが形成されたと考える場合

  1. ベロニカ死亡せず → 魔導師ウルノーガ撃破 → 邪神ニズゼルファ撃破 → DQ3DQ1 → (ry
  2. 勇者ローシュと賢者セニカ再開 → どこにもつながらない、完全に独立した世界観なのでは?

賢者セニカが壊した時のオーブでは時間の巻き戻しは起きていないよという考え

仮に時間の巻き戻しが起きたとしたら、DQ11というゲームを遊んだ(=プレイ時間をかけた)プレイヤーの存在を否定してしまうw
もっとも時間の巻き戻しが起きたとしても、それでも運命でDQ11主人公は誕生して、同じようなシナリオが形成される…というのはちょっと苦しいか…

王者の剣、勇者のつるぎ、勇者のつるぎ・真、勇者のつるぎ・改、ついでに天空の剣について

真エンディングを割とシンプルな形で考えるとすると…

  1. 勇者ローシュは「勇者のつるぎ・真」を使っていた。のちに賢者セニカが命の大樹へ奉納
  2. DQ11主人公が「勇者のつるぎ・真」を継承、のちに命の大樹へ奉納
  3. 「勇者のつるぎ・真」が「王者の剣(おうじゃのけん)」と呼ばれるようになる
  4. ゾーマが3年かけて「王者の剣(おうじゃのけん)」を破壊する
  5. ジパング出身の鍛冶屋がオリハルコンを元に新規で「王者の剣(おうじゃのけん)」を打つ → ゾーマを倒す → 「ロトの剣」として語り継がれる
  6. DQ1&DQ2には「ロトの剣」として登場

と解釈したいんだけども、王者の剣、勇者のつるぎ、勇者のつるぎ・真、勇者のつるぎ・改ともに絵柄が異なるんだよね。絵柄だけで考えると下のように3パターンあって、上で書いた解釈があっているかどうかわからなくなる…

  1. 勇者のつるぎ・真 = 王者の剣(DQ3の「おうじゃのけん」) = ロトの剣
  2. 勇者のつるぎ = 勇者のつるぎ・改 *6
  3. 王者の剣(DQ11DQMスーパーライトなんかでもこの絵柄)

ただDQ11王者の剣は使うとバギクロスが発動するという点でDQ3「おうじゃのけん」と同じで、しかも刀身部分のデザインはかなり似通っている。ツバの部分はデザインが異なるから別のもの…?

ここからは個人的な考えなんだが、DQの世界ではオリハルコンを使って作った剣をすべて王者の剣と呼ぶんじゃないだろうか?ということであればDQ11作中で主人公が作った「勇者のつるぎ」も王者の剣の一種で、「勇者の剣・改」はオリハルコンの剣を2本分使った超リッチな王者の剣、という解釈も成立する…

DQ7の王者の剣(おうじゃのつるぎ)ってどんなデザインだったっけ?

同じ漢字で別の読みの「王者の剣(おうじゃのつるぎ)」がDQ7に存在するんだけど、それとの関連性は不明。デザインも同じなのかどうかすら不明、このあたり詳しい人がいたらコメントいただきたい。

ケトスと不死鳥ラーミアの関係について

同一の存在なのか、その時代時代の空を飛ぶ手段という共通点があるだけなのか・・・
ただケトスで空を飛ぶ時の音楽がDQ3不死鳥ラーミアと同じ「おおぞらをとぶ」なんですよね。DQ8神鳥レティスは生まれた世界でラーミアと呼ばれていたらしいし、割と自由自在に複数の世界観を行き来できるし、姿形も比較的自由に変えられる存在なのかもしれない。

まだ考えていることはたくさんあるんだけども…

DQ11がどのようにしてDQ3世界に続くのか、アレフガルドに伝わるロトと、ロトゼタシアの関係性は?大地の精霊ルビスはDQ11で何やってたの?etc...

ドラクエについて考えだしたら止まりませんね。

*1:上の世界では神に親しきものという意味で伝わっているらしい。

*2:竜王討伐の結果、まことの勇者認定されてDQ1主人公もDQ2時代では勇者ロト扱いされている

*3:キャラバンハートDQ2よりもさらに未来が舞台。アレフガルドとかは沈没してたりする。

*4:聖竜→かなり長い時間→竜の女王→竜王だと仮定して、DQ1竜王

*5:DQ1主人公がロトの剣竜王を倒したのはその一例

*6:地味に刀身が天空の剣っぽい