HG 1/144 リボーンズガンダム 制作・レビュー
HG 1/144 リボーンズガンダムを作ったので、記事にしました。
2009年発売でメーカー希望小売価格は1,980円。HG GUNDAM 00シリーズの通し番号は53番。バリエーションとしてトランザムモードを成形色で再現したものも発売されています。
機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンではリボンズ・アルマークが搭乗するラスボス機体*1で、ツインドライヴシステムを採用、リボーンズガンダムとリボーンズキャノンの相互変形(換装?)といった特徴的な機構が描写されていました。本キットでもそのあたりの特徴的な部分が再現されています。
ランナーレビュー
ポリキャップを除く全ランナーがPS樹脂成型となっています。また刻印はA~Dランナーすべてが表面「HG 1/144 リボーンズガンダム」、裏面「BANDAI 2009 MADE IN JAPAN」の表記となっています。
Aランナー
多色成形ランナーで、シールドや外装のパーツなど使用箇所は多岐にわたります。
なお大型GNビームサーベルの刀身は1本のみの付属となっています。
Bランナー
赤色のランナーで2枚入っています。フィンファングや外装のパーツが中心です。
Cランナー
白色のランナーで2枚入っています。外装のパーツが中心です。
Dランナー
濃いグレーのランナーです。主に関節やGNバスターライフルのパーツが中心となっています。
ポリキャップ
2008年ごろから定番となっているPC-001が付属しています。
シール類
ツインアイやゴーグル、頭部センサー類のシール、成形パーツ分割で再現しきれないライン状のシールが付属します。
組み立て・塗装・写真撮影・合わせ目等
組み立て
基本的には取扱説明書に従って組んでいけば簡単に組みあがります。一部アンダーゲートが使用されている部分もあるため、切り取り方には注意が必要です。
塗装
今回は全塗装しています。取扱説明書記載のカラーガイドをベースに塗装していますが、ゲーム等で登場する際のクールさを表現したかったので、全部位に水性ホビーカラーの青竹色を少し混ぜています。その結果、白パーツが水色/空色っぽく、クリームイエローパーツがワサビを混ぜたような雰囲気となりました。
シール類の項目でも記載しましたがリボーンズガンダムは装甲表面・裏面問わず、ところどころ黒いラインが入っています。今回はシールを使わず、メタルブラックで筆塗り塗装しました。きれいに線を引くのは難しいですね…
大型GNビームサーベルはガンダムメタリックマーカーセット2のメタリックオレンジで直塗りしました。色合いが疑似GNドライヴの粒子発光色にあっているかなと感じています。
合わせ目
胴体や肩、頭部など前後の合わせ目が出たりしますが、個人的にはさほど気にならなかったため特に処置はしていません。モールドも多めで前述の黒いラインもあり、なおかつ変形機構に伴う複雑さもあいまった影響かなと考えています。
ただしGNバスターライフルだけはタミヤセメントを使って簡易的に合わせ目消しをしました。取扱説明書作例でもはっきりと合わせ目消し/モールド彫りが行われていたためです。
可動範囲
腕部の曲がり方はこれくらい。ただし可変機構も使うと180°近く曲がります。
上下開脚はここまで可能、自立もできました。
ただし膝立ちは苦手です。胴体に前後可動がなく、太腿と下肢の長さが違うことが影響していますね。
写真撮影(リボーンズガンダム)
写真撮影(リボーンズキャノン)
総評・おわりに
頑張って全塗装したのですが、これでもまだ細かい塗り分けが仕切れていません。奥が深い…ただしキリがないのでこれくらいで。
豊富な武装に変形ギミックと非常にプレイバリューの高いキットです。また取扱説明書にも記載がある通りアクションベース2に対応していることから、ポージングや飾る際も手間がかかりません。
作中の登場シーンが印象的であったこと、ゲーム「エクストリームバーサス」シリーズでも強キャラとなることが多いため人気の機体でもあります。見かけた際は購入・組み立てをオススメできるキットだと思います。