satoshi_komyのブログ

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HGUC 1/144 シナンジュ チタニウムフィニッシュ 制作・レビュー

チタニウムフィニッシュのシナンジュを作ったので記事にしました。

2011年3月発売の商品で、通常版のHGUCシナンジュが2010年10月発売なので、半年の間隔でリリースとなります。メーカー希望小売価格は5,720円、通常版が2,860円なので倍額。付属品はすべて同じなため、その差額がチタニウムフィニッシュの価格ということですね。
前回のチタニウムフィニッシュのユニコーンガンダムと同様、チタニウムフィニッシュではあるものの通常販売された商品で、同じくガンダムベース東京で見かけたため購入しました。

製品レビュー

パッケージ


前回のユニコーンガンダムと同様ですが、レイアウト等は通常版と同じ。ただしチタニウムフィニッシュとなったことで配色が変更となったほか、箱側面の写真もチタニウムフィニッシュ版となっています。

取扱説明書


基本的に内容はすべて通常版と同じなのですが、使われている写真はチタニウムフィニッシュの強烈な輝きが出ているものが使われています。

ランナーレビュー

製品構成は通常版と完全に同じため、違いは成形色・チタニウムフィニッシュの有無のみとなります。
なおポリキャップを除き、ランナータグはすべて「HGUC 1/144 シナンジュ」となっています。

Aランナー


外装パーツ中心の多色成形ランナーです。背部プロペラントタンクにあたるランナー右上のパーツは、白のチタニウムフィニッシュとなっており、切り取られて別の袋に入れられていました。これは製造上の都合によるものですね。

Bランナー


外装の赤いチタニウムフィニッシュのランナーです。本製品(というかこの時代のキット)はアンダーゲートが使われていないため、ニッパーでカット後のゲート痕が気になってしまうのがネックですね。

C1ランナー


Bランナーと同様、赤いチタニウムフィニッシュのランナーです。

C2ランナー


外装の赤いチタニウムフィニッシュのランナーです。スイッチによりC1ランナーの上半分のみ残して出力したものです。

Dランナー


武器と関節などのランナーです。ビームアックスはシールド収納用と手持ち用でわかれています。

E1ランナー


関節部のランナーです。

E2ランナー


関節部のランナーです。E1ランナーの上半分をスイッチで切り離して出力されたものです。

Fランナー


クリアイエローのビーム刃のランナーが2枚入っています。
都合ビームサーベル2本、ビームアックス4本分のビーム刃が入っており、かなりゴージャスです。

ポリキャップ


PC-132が付属します、全部使い切るため余剰パーツは出ません。

シール


モノアイやビームライフルのセンサー、そしてシナンジュの象徴的なエングレービングを補うためのシールが付属します。エングレービングは塗装したので使いませんでした。

組み立て・塗装・合わせ目・写真撮影等

塗装

関節や武装のパーツもメタリックっぽい色であったため、シリンダー等の部分塗装のみ実施しています。

ゲート痕のリタッチ

赤パーツはチタニウムフィニッシュゆえにゲート痕がとても目立つため、ガンダムマーカーEX ロイヤルメタレッドでリタッチしました。

リタッチ前後はこんな感じ。


エングレービングの塗装

そしてエングレービング、これは筆塗りで水性ホビーカラーのゴールドを塗り、さらにクリアイエローを塗ることで黄金っぽさを出しました。細かい、そして難しい!!が、なんとかそれっぽく形になりました。

筆塗り途中の写真です。左はゴールドとクリアイエロー、右はゴールドのみ。かなり色合いが異なりますね。

チタニウムフィニッシュ以外のパーツは光沢クリアを吹いてチタニウムフィニッシュに負けないくらいにツヤツヤにしています。

組み立て

基本的に取扱説明書のとおりに組むだけです。特に難しい部分はありませんでした。

写真撮影










同じくチタニウムフィニッシュのユニコーンガンダムと並べて。設定どおりではありますが、シナンジュのほうが少し大きいんですね。

総評・おわりに

前回のユニコーンガンダムと同様、基本的に通常版シナンジュと同じキットのため、構造や作り方は通常版と同じです。チタニウムフィニッシュとなったことで外見が非常にきれいになっており、特に赤は映えますね。アンダーゲットが使われているわけではないため、ゲート痕が目立ちやすく、メタリックの赤系塗料を使ってリタッチをしてやるとよりきれいになるでしょう。

一般販売品ではあるものの2023年現在はあまり流通しているわけでもないため、見たらぜひ買って、そして作ってください!