昔とはやり方が違うのだよ
Windows 98とかその時代であれば、シングルユーザーが半ば前提的な部分もあって、特に意識せずWindows起動→自動ログインみたいな形だったけども、マルチユーザー/Microsoftアカウントが前提のWindows 10ではそうはいかない。ということで自動ログインのやり方を調べてみたので備忘録がわりに記しておく。
netplwizでいろいろと設定できる
[ファイル名を指定して実行]や[スタートボタンを押した直後の画面]で[netplwiz]と打ち込んでやると、ユーザーアカウントの管理画面が出てくる。
[このコンピューターのユーザー]から自動ログインしたいアカウントを選択し、[このユーザーがコンピューターを使うには、…]のチェックを外し、OKボタンを押せば設定完了。
Windowsを再起動して、問題なく自動ログインできれば設定完了。
実験した限りだけども、Microsoftアカウントでも、Windowsのローカルユーザーでもどちらでも設定できるみたい。
アプリケーションの自動起動(ようするにスタートアップ)の設定
よく見たらWindows 10のスタートメニューには[スタートアップ]の項目がない。Windows 7とかにはあったので、いつのまにやらなくなったのかもしれない。ただスタートメニューに表示されていないだけで、実体は以下のフォルダパスにちゃんと存在している。なのでこのフォルダにショートカットを入れれば、Windowsログインとともに自動起動するというわけだ。
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
ただフォルダパスを見ればわかるとおり、これはあくまでも個人ユーザー向けの設定だ。全ユーザー共通*1の設定がどこになったのかはイマイチわからない。Defaultというユーザー名がそれっぽいのだが、実験していないのでなんとも。
一応の注意事項として
↑で設定したスタートアップだけど、アカウントの権限の関係で使えない場合もあることはあしからず。個人ユーザーなら代替は管理者権限になってるから大丈夫だとは思うけども…
なんでこんな設定を調べていたかというと…
先日組んだマイニングPCが不慮の事故で再起動したあとでも、Windows自動ログイン→採掘ソフト自動起動をしてリカバリさせるため。普通の人ならあまり気にしなくてもいいかもしれない。が、Windowsの自動ログインは物臭な人だと使うかも。
*1:以前ならAll Usersって名前だったやつ