事象と解決策
事象は前回書いたものと同じで、Windows 10でNASに接続できないというものになります。これもNASへのpingは通るんだけど…というようなのがほとんどかなと思っています。じゃないと理由が説明できない。
Windowsではファイル共有のためのプロトコルとしてSMBというのがサポートされてますが、Windows 10における最新版はSMB 3.1.1だそうです。調べてみるとAESでの暗号化機能が実装されてるとかそんな話もあるみたいですが、普通に使うぶんにはなんら変化ないですよね。ただ落とし穴として、Windows 10ではSMB 1.0がなぜか無効になっていることがあるようです。以前から使っていたNASがSMB 1.0でファイル共有していた場合、当然ながらそのままでは接続できません。
ここからはWindows 10側でSMB 1.0を有効にする手順。
「コントロールパネル」 → 「プログラムと機能」 → 「Windowsの機能の有効化または無効化」
出てきた画面で「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」にチェックを入れてやればOKです。
こんな感じ。ひょっとしたらWindowsの再起動を求められるかもしれませんので、その際は再起動してください。