satoshi_komyのブログ

気になったことを書き連ねていきます

HG 1/144 量産型リコ専用ザク 制作・レビュー

テレビ東京系列で放送されたドラマ「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」の公式プラモデルがプレミアムバンダイから届いたので制作・記事にしました。

2023年12月発売の商品で、プレミアムバンダイでの販売価格は2,530円(税込み)。
2021年12月に発売された「HGUC 1/144 ザクII」の色替え・コンパチキットで、造型や可動はザクIIと同等。番組ロゴ等を含んだシールが添付されています。

製品レビュー

パッケージ


番組ロゴや主演の与田祐希氏(乃木坂46)をあしらったパッケージとなっています。

取扱説明書



2種類付属します、一枚は「HGUC 1/144 ザクII」、もう一枚は本キット特有のランナー説明やシール貼り指示書となっています。

ランナーレビュー

Eランナーを除き、ランナータグはすべて「HG 1/144 ザクII」。「BANDAI SPIRITS 2021」の刻印がほどこされていました。

Aランナー


多色成型のランナーで、主に外装パーツが中心です。素材はPS。

Bランナー



B1ランナーは同じものが色違いで2枚入っています、素材はPS。
主に外装部のパーツが中心で、画像左下にある頭部パーツも指揮官用アンテナ有無でそれぞれ使用可能です。



B2ランナーはB1ランナーの下部を切り離したものです。

Cランナー



C1ランナーは主に関節部パーツおよびハンドパーツのランナーです、素材はKPS。
C2ランナーはC1ランナーの下部を切り離したものです。

Dランナー

通常版のザクIIに存在するDランナーは付属しません。

Eランナー


武装のランナーです、素材はPS。
ランナータグは「HGUC 1/144 MS-06RザクII」、「BANDAI 2012」の刻印が施されています。高機動型ザク武装がそのまま流用されており、これは通常版のザクIIと同じですね。

シール


専用のマーキングシールが付属します。ラインデカール風のものや、番組ロゴ、作中登場した会社名やサービス名のロゴが含まれています。

組み立て・塗装・写真撮影等

組み立て

HGのザクIIとまったく同じです、基本的には取扱説明書のとおりに作っていけば問題ないと思います。軟質素材のスカートパーツが存在しないので、そこだけは注意が必要です。

塗装

ガンダムマーカーを使って背部バーニアを部分塗装しました。使用したのは「ガンダムマーカーEX シャインシルバー」と「ガンダムマーカー メタリックピンク」の2種類です。

GSIクレオスのMr.UV硬化クリアパテを使い、モノアイを造型、瞬間接着剤でくっつけています。

最後は水性ホビーカラーの「プレミアムトップコート UVカットスムースクリアー(つや消し)」でコーティングしています。

写真撮影












武装はザクマシンガン、ザクバズーカ、ヒートホーク。それぞれ腰にマウントが可能です。(写真では下に置いていますが。)

総評・おわりに

HGUC 1/144 ザクII」の色替え・コンパチキットですので、作り方や可動面では目新しいところはありません。ただし軟質素材のスカートパーツが付属しないため、蹴上がるようなポージングには限界があります。
B1・B2ランナーが色ごとに存在するため、組み替え次第ではさらに違った色合いにすることもできるでしょう。ちょっと改造すれば両肩ともシールド、あるいは両肩ともスパイクアーマーに…なんてことも可能ですので、そのあたりで遊べる方はいいキットかと思います。

HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版) 制作・レビュー

新しく発売されたガンキャノンを作ったので記事にしました。

2023年5月発売の商品で、メーカー希望小売価格は2,530円。劇場版アニメ「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」に登場したガンキャノンです。事実上、THE ORIGIN版ガンキャノンとも言えるでしょうか。
ククルス・ドアンの島」の登場MSの中では今のところ唯一の一般販売されたガンプラとなります。

製品レビュー

パッケージ


平均的なHGガンプラのサイズのパッケージです。

取扱説明書


よくあるHGガンプラにあるタイプのものが付属しています。

ランナーレビュー

「HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)」や「HG 1/144 ガンキャノン機動試験型/火力試験型」からの流用が多いのかと予想していましたが、外装は完全新規金型。流用されたのは関節部のみでした。

Aランナー


多色成形ランナーで、頭部や胸部ダクト、クリアパーツなどで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」となっています。

B1ランナー


ガンキャノンを象徴する赤のランナーです、主に下半身の外装パーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」となっています。

B2ランナー


B1ランナーと同じ金型で、スイッチで切り離されたものとなります。
胴体や前後スカートなどのパーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」となっています。

C1ランナー


キャノンのバックパック、キャノンのパーツで構成されたランナーです。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」となっています。

C2ランナー


C1ランナーと同じ金型で、スイッチで切り離されたものとなります。
キャノン、ビームライフルのパーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」となっています。

Dランナー(D1・D2ランナー)


「HG 1/144 ガンキャノン 最初期型(鉄騎兵中隊機)」から流用されたランナーです、主にフレーム・関節部のパーツが中心となっています。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(オリジン)」となっています。

Eランナー


スプレーミサイルランチャーのパーツのみで構成されたランナーです。
ランナータグは「HG 1/144 ガンキャノン(ククルス・ドアンの島版)」となっています。

ポリキャップ


PC-001が付属します。2008年~2016年あたりのHGタイプのガンプラで多く使われているポリキャップですね。
今回は元となったガンキャノン最初期型の関節が流用されていることから、2023年の新製品ではあるものの古めのポリキャップが使用されているようです。

シール


マーキングシールが付属します。いわゆるテトロンシールというやつですが、心なしか従来よりも薄いような…気のせいかもしれませんが。
ガンキャノンのカイ機、ハヤト機それぞれの機体番号が入ったシールも含まれています。

今回は使用しませんでした。

組み立て・塗装・合わせ目・写真撮影等

組み立て・処理

ゴッドハンドの神ヤス!、240~800番あたりを使いゲート処理を行いました。

このスペシャルパックは多くの種類の番手が入っているので、とりあえず最初にこれを買っておいて、あとから必要なものを追加していくというのが便利かなとも思っています。

組み立て自体は一般的なHGと同じ…とは思うのですが、使っているポリキャップや関節パーツ構成から、組み立て中に2010年以前のガンプラの雰囲気を感じました。最近のガンプラはポリキャップを使っていてもPC-002、水性の魔女なんかだとポリキャップレスでKPSが多用されていることもあり、このあたりにもガンプラの進化・歴史を感じますね。

塗装

Mr.ウェザリングカラーのマルチブラックを使いスミ入れをしています。

成形色を活かすためにMr.ウェザリングカラーで足元のみウェザリングを施し、水性ホビーカラーのつや消しを吹いています。Mr.ウェザリングカラーは適当に塗って、うすめ液で撫でるだけでそれっぽくなるので楽しくていいですね。

ガンダムベース限定のガンダムデカールに「ククルス・ドアンの島」のものが含まれていたので、これを貼り付けてみました。

合わせ目

近年の標準的なHGのガンプラよりも多いため、特に目立つものを文字だけで記載します。
今回はそこにもスミ入れしたので気にならなくなりましたが、丁寧に作りたい方は後ハメ加工なども踏まえて顧慮する必要がありそうですね。

  • 頭部:前後最中
  • キャノン:左右最中
  • スプレーミサイルランチャー:上下最中
  • 肩装甲:前後最中
  • 股関節ジョイント部:前後最中
  • ビームライフル:左右最中

下半身はモールド扱いのようで、合わせ目とはみなさないようです。

写真撮影
















可動はこんな感じ。





ひざ立ちは余裕だけど、さすがに正座は無理でした。


総評・おわりに

劇中のガンキャノンをしっかり再現しており、カイ機・ハヤト機を選択可能、可動も良好と優秀なキットです。新発売のキットではあるものの、比較的各地で入手しやすいとも聞いています。店頭で見かけたらぜひ買ってほしいオススメキットですね。

HGUC 1/144 ブルーディスティニー3号機"EXAM" 制作・レビュー

HGUC 1/144 ブルーディスティニー3号機"EXAM"を作ったので記事にしました。

2018年3月発売の商品で、メーカー希望小売価格は1,760円。以前レビューしたブルーディスティニー2号機ともコンパチ・カラーバリエーションキットです。
satoshi.hatenablog.jp
HGUC 1/144 ブルーディスティニー2号機 "EXAM"」、機体の型式番号は「RX-79BD-3」。HGUCシリーズ通し番号は209です。

製品レビュー

パッケージ


HGとしては標準的な大きさの箱で、箱絵はBD2号機と映っています。実はBD2号機のパッケージと対になっているのですが、両方とも持っていないと気がつかないですよね。

取扱説明書


標準的なHGの取扱説明書がついています。

ランナーレビュー

基本的にBD1号機、BD2号機と共通金型/ランナーであり、スイッチ切り替えで出力するパーツを切り替えることにより号機を振り分けています。
C1・C2ランナーを除き、ランナータグは「HGUC 207 1/144 ブルーディスティニー」となっています。

A1ランナー


BD3号機はガンダムヘッドなため、多色成形で作られた黄色いアンテナが付属しています。

A2ランナー


BD3号機の特徴でもある2種類のシールドパーツが付属しています。

B1ランナー


下半身のパーツが中心のランナーです。通常仕様のBD3号機を作りたい場合は、こちらのランナーに付属しているカメラアイを使用します。

B2ランナー


B1ランナーと同じく下半身パーツが中心のランナーです、B1と同じ金型をスイッチで切り替えて作られているわけですね。EXAM発動したBD3号機を作りたい場合は、こちらのランナーに付属しているカメラアイを使用します。

C1ランナー


ランナータグは「HGUC 202 1/144 陸戦型ジム」となっており、陸戦型ガンダムブルーディスティニーなどで共通して使われている関節類となります。このランナーを使っていることにより、このシリーズは共通の可動範囲となるわけです。

C2ランナー


C1ランナーの右下部分をスイッチを使って切り出したものですね。
ランナータグは「HGUC 202 1/144 陸戦型ジム」となっています。

Dランナー


外装パーツが中心のランナーですが、下部にBD3号機用のシールドパーツがついています。シールドは以下の通りなのですが、こうやって切り分けられていると面白いですね。

  • BD1号機:陸戦型ガンダムと同型シールド
  • BD2号機:ラウンドしたシールド
  • BD3号機:典型的な連邦軍ライクなシールド
Eランナー


Eランナーの左半分がBD3号機限定の「二連ビーム・ライフル」となっています。BD1号機・2号機はランナーで切り離されていたのですが、ついにBD3号機で使えるようになったわけですね。

ビームサーベル


おなじみのSB-13ランナーが付属しています。

ポリキャップ


PC-002が付属しています。BD2号機と異なり通常のグレーのランナーです。

シール


色を補うためのホイルシールと、連邦ロゴなどが入ったマーキングシールが付属しています。
今回は部分塗装で補ったため、ホイルシートは使用していません。

組み立て・塗装・写真撮影等

組み立て

基本的にはBD1号機・2号機と共通構成ですので、組み立て方も同じです。標準的なHGのキットですので、組み立てるだけなら特に難しいことはありません。

塗装

ゲート痕をガンダムマーカーでリタッチすることで、目立たなくしています。白化した箇所を類似した色で塗り、すぐキッチンペーパーなどで拭き取ると、いい具合になじませることができます。

またガンダムマーカースミ入れペンでスミ入れを実施しました。

仕上げは水性プレミアムトップコートのつや消しを吹いています。

ガンダムマーカーの上から吹くと溶けてしまうのですが、砂吹きのように軽く吹いて乾燥、軽く吹いて乾燥を繰り返すことで、マーカーを溶かさずにコートすることができます。

写真撮影







BD2号機と並べるとこんな感じ。


総評・おわりに

ブルーディスティニー3号機、基本的にはカラバリ・コンパチキットなので違いは微々たるものなのですが、色が違うことでこれほどまでに印象が異なるのか…と感じるキットでした。組み立てはここ10年くらいのよくあるパターンなので組みやすく、極端に目立つ合わせ目もないため取っつきやすいキットかなと感じました。それでいて可動も優秀で武装も豊富(ビームライフル、マシンガン、二連ビーム・ライフル)ゆえにプレイバリューは高いキットだなとも。標準的なという意味ではオススメキットですね。

パチ組でもいいんですが、今回のように少し手を加えるだけでもより良くなるので、そういったお手軽フィニッシュもいいですよね。

HGUC 1/144 シナンジュ チタニウムフィニッシュ 制作・レビュー

チタニウムフィニッシュのシナンジュを作ったので記事にしました。

2011年3月発売の商品で、通常版のHGUCシナンジュが2010年10月発売なので、半年の間隔でリリースとなります。メーカー希望小売価格は5,720円、通常版が2,860円なので倍額。付属品はすべて同じなため、その差額がチタニウムフィニッシュの価格ということですね。
前回のチタニウムフィニッシュのユニコーンガンダムと同様、チタニウムフィニッシュではあるものの通常販売された商品で、同じくガンダムベース東京で見かけたため購入しました。

製品レビュー

パッケージ


前回のユニコーンガンダムと同様ですが、レイアウト等は通常版と同じ。ただしチタニウムフィニッシュとなったことで配色が変更となったほか、箱側面の写真もチタニウムフィニッシュ版となっています。

取扱説明書


基本的に内容はすべて通常版と同じなのですが、使われている写真はチタニウムフィニッシュの強烈な輝きが出ているものが使われています。

ランナーレビュー

製品構成は通常版と完全に同じため、違いは成形色・チタニウムフィニッシュの有無のみとなります。
なおポリキャップを除き、ランナータグはすべて「HGUC 1/144 シナンジュ」となっています。

Aランナー


外装パーツ中心の多色成形ランナーです。背部プロペラントタンクにあたるランナー右上のパーツは、白のチタニウムフィニッシュとなっており、切り取られて別の袋に入れられていました。これは製造上の都合によるものですね。

Bランナー


外装の赤いチタニウムフィニッシュのランナーです。本製品(というかこの時代のキット)はアンダーゲートが使われていないため、ニッパーでカット後のゲート痕が気になってしまうのがネックですね。

C1ランナー


Bランナーと同様、赤いチタニウムフィニッシュのランナーです。

C2ランナー


外装の赤いチタニウムフィニッシュのランナーです。スイッチによりC1ランナーの上半分のみ残して出力したものです。

Dランナー


武器と関節などのランナーです。ビームアックスはシールド収納用と手持ち用でわかれています。

E1ランナー


関節部のランナーです。

E2ランナー


関節部のランナーです。E1ランナーの上半分をスイッチで切り離して出力されたものです。

Fランナー


クリアイエローのビーム刃のランナーが2枚入っています。
都合ビームサーベル2本、ビームアックス4本分のビーム刃が入っており、かなりゴージャスです。

ポリキャップ


PC-132が付属します、全部使い切るため余剰パーツは出ません。

シール


モノアイやビームライフルのセンサー、そしてシナンジュの象徴的なエングレービングを補うためのシールが付属します。エングレービングは塗装したので使いませんでした。

組み立て・塗装・合わせ目・写真撮影等

塗装

関節や武装のパーツもメタリックっぽい色であったため、シリンダー等の部分塗装のみ実施しています。

ゲート痕のリタッチ

赤パーツはチタニウムフィニッシュゆえにゲート痕がとても目立つため、ガンダムマーカーEX ロイヤルメタレッドでリタッチしました。

リタッチ前後はこんな感じ。


エングレービングの塗装

そしてエングレービング、これは筆塗りで水性ホビーカラーのゴールドを塗り、さらにクリアイエローを塗ることで黄金っぽさを出しました。細かい、そして難しい!!が、なんとかそれっぽく形になりました。

筆塗り途中の写真です。左はゴールドとクリアイエロー、右はゴールドのみ。かなり色合いが異なりますね。

チタニウムフィニッシュ以外のパーツは光沢クリアを吹いてチタニウムフィニッシュに負けないくらいにツヤツヤにしています。

組み立て

基本的に取扱説明書のとおりに組むだけです。特に難しい部分はありませんでした。

写真撮影










同じくチタニウムフィニッシュのユニコーンガンダムと並べて。設定どおりではありますが、シナンジュのほうが少し大きいんですね。

総評・おわりに

前回のユニコーンガンダムと同様、基本的に通常版シナンジュと同じキットのため、構造や作り方は通常版と同じです。チタニウムフィニッシュとなったことで外見が非常にきれいになっており、特に赤は映えますね。アンダーゲットが使われているわけではないため、ゲート痕が目立ちやすく、メタリックの赤系塗料を使ってリタッチをしてやるとよりきれいになるでしょう。

一般販売品ではあるものの2023年現在はあまり流通しているわけでもないため、見たらぜひ買って、そして作ってください!

HGUC 1/144 ユニコーンガンダム デストロイモード チタニウムフィニッシュ 制作・レビュー

チタニウムフィニッシュのユニコーンガンダムを作ったので記事にしました。

2011年3月発売の商品で、メーカー希望小売価格は4,620円。通常版のHGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)が1,980円なので、その差額はチタニウムフィニッシュにかかるコスト、そして生産数が限られるゆえにということですかね。
ユニコーンガンダムのバリエーションキットで、チタニウムフィニッシュではあるものの一般販売された商品です。ガンダムベース東京でたまたま販売されているのを見かけたため購入しました。

パッケージ


通常版と同じレイアウトですが、チタニウムフィニッシュとなったことで配色が変更となったほか、箱側面の写真もチタニウムフィニッシュ版となっています。

取扱説明書


パッケージと同様、通常版と同じ内容ですが、写真はチタニウムフィニッシュ版となり、関連する記述も変更されています。

ランナーレビュー

Aランナー


関節などが多めの多色成形ランナー、若干メタリックがかった色ですね。ランナータグは「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム」となっています。

Bランナー


本キットの特徴であるチタニウムフィニッシュ(ホワイトメッキ)が施された外装パーツのランナーです。ランナータグは「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム DM」となっています。

Cランナー


Bランナーと同じく、本キットの特徴であるチタニウムフィニッシュ(ホワイトメッキ)が施された外装パーツのランナーです。ランナータグは「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム DM」となっています。

Dランナー


足底やビームマグナムのランナーです、Aランナーと同じく若干メタリックがかった成形色です。ランナータグは「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム DM」となっています。

Eランナー


サイコフレームのランナーで、クリアピンクの成形色となっています。ランナータグは「HGUC 1/144 ユニコーンガンダム DM」となっています。

ポリキャップ


PC-132が使われていますが、ユニコーンガンダム専用に赤色で成型されています。

シール


色を補うためのホイルシールが付属します、今回は使用していません。

組み立て・塗装・写真撮影等

組み立て

基本的に取扱説明書に従って進めていけば完成します、ポリキャップの使用数は比較的多めです。

塗装

外装はチタニウムフィニッシュが施されているため、特に手を付けていません。
関節パーツ類は水性ホビーカラーの赤鉄色を、青系のパーツはメタリックブルーを、サイコフレームはアクリジョンの蛍光ピンクで塗装し、チタニウムフィニッシュに負けないようにしました。

写真撮影







ちなみにサイコフレームは蛍光塗料で塗装したので、ブラックライトを当てるとこんな感じに。

総評・おわりに

基本的に通常版のユニコーンガンダム(デストロイモード)と同じキットのため、構造や作り方は通常版と同じです。チタニウムフィニッシュとなったことで外見が非常にきれいになっていますが、アンダーゲットが使われているわけではないため、ゲート痕が目立ちやすく、白系塗料を使ってリタッチをしてやるとよりきれいになるでしょう。

一般販売品ではあるものの2023年現在はあまり流通しているわけでもないため、見たらぜひ買って、そして作ってください!

HGCE 1/144 ストライクダガー 制作・レビュー

HGCE 1/144 ストライクダガーを作ったので記事にしました。

2022年12月発送のプレミアムバンダイ限定商品で、価格は1,650円。「機動戦士ガンダムSEED」に登場した地球連合軍の量産機です。HGCEダガーLのコンパチキットですが一部新規造型となっており、ストライクダガーを再現しています。

パッケージ


パッケージはプレミアムバンダイの商品によくあるシンプルな箱です。サイズはよくあるHGUCのものとほとんど同じです。パッケージに記載もありますが、「HG COSMIC ERA(HGCE)」ブランドとなっており、これはHGCEストライクガンダム、HGCEフリーダムガンダムなどと同じブランドです。

取扱説明書


プレミアムバンダイの商品によくある単色刷りの説明書です。写真などはないため、完成サンプルは公式サイトを参照する形となります。

ランナーレビュー

Aランナー


多色成形ランナーで外装や関節パーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ダガーL」でダガーLからの流用ランナーではありますが、スイッチ切り替えによりダガーL用パーツの除外、ストライクダガー専用パーツの追加がなされています。
ホビーサーチのランナー画像(Aパーツ)と比較するとわかりやすいかと思います。

B1ランナー


グレーのランナーで主に外装パーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ダガーL」で、Aランナーと同様にダガーLからの流用ランナーであり、かつスイッチ切り替えにより不要パーツの除外、専用パーツの追加がなされています。

B2ランナー


グレーのランナーで主に外装パーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ダガーL」で、Aランナーと同様にダガーLからの流用ランナーであり、かつスイッチ切り替えにより不要パーツの除外、専用パーツの追加がなされています。
なおB2ランナーはダガーL用のビームサーベル柄のパーツ、ビームカービンのスコープが余剰パーツとなります。サーベル、カービンともに完成させるための余剰パーツが揃っているため、おまけとしてストライクダガーに持たせることも可能となっています。

Cランナー


グレーのランナーで主に関節パーツで構成されています。
ランナータグは「HG 1/144 ビルドストライクガンダム」で、HGCEストライク系のキットに流用されています。*1

それにしても本ランナー、余剰パーツが非常に多い・・・

Dランナー


クリアブルーのバイザーパーツのランナーです。
ランナータグは「HG 1/144 ストライクダガー」で本キット専用に新規作成されたランナーです。

E1ランナー


濃いブルーのランナーで、頭部、胸部を構成しています。
ランナータグは「HG 1/144 ストライクダガー」で本キット専用に新規作成されたランナーです。

E2ランナー


グレーのランナーで、ストライクダガー用装備が中心となっています、ビームライフルやパラシュートパックなど。
ランナータグは「HG 1/144 ストライクダガー」で本キット専用に新規作成されたランナーです。

ビームサーベル


HGで定番のSB-13ランナーが同梱されています、成形色はクリアイエロー。ストライクダガービームサーベル色を再現していますね。

ポリキャップ


ちょっと前のHGでよく使われていたPC-002が1枚入っています。
最近のENTRY GRADEや水星の魔女のHGはポリキャップレスとなっているので、このあたりがちょっとした境界線なのかもしれませんね。

組み立て・塗装・写真撮影・合わせ目等

組み立て

基本的に取扱説明書に従って進めていけば…となるのですが、コンパチ元のダガーLと同様に腹部の組み立てにちょっと癖があります。

塗装

今回はガンダムマーカーでのスミ入れ、「プレミアムトップコート UVカットスムースクリアー(つや消し)」でのトップコートだけのお手軽フィニッシュです。それでもトップコートのおかげで強力なマット感が出ました。GSIクレオスのこの新しいトップコート、優秀ですね。

写真撮影

外観









シールドを構えて


ビームライフル&ビームカービンの二丁持ち

余剰パーツで作ったビームカービンも持たせてみました

ビームサーベル二刀流

同じく余剰パーツを使ってビームサーベル二刀流

パラシュートパック装着

かなり大きく、後ろからだと頭部が見えなくなります。
ちなみにHGのストライカーパックと同じ軸が使われているため、プラモデルオリジナルではありますがストライカーパックが装着できます。


総評・おわりに

HGCEダガーLのコンパチキット・・・と言ってしまえばそこまでですが、上半身はしっかり新規で作られており、パラシュートパックというオプションもある。さらにプラモデルオリジナルでストライカーパックも装着できるとプレイバリューはしっかりあるかと思います。
プレミアムバンダイ限定商品のため入手機会は限られますが、チャンスがあれば購入してみてはいかがでしょうか?

*1:把握している限りではHGCEストライクガンダム、HGCEストライクルージュ、HGCEダガーL、そして本キット

BB戦士382 サザビー 制作・レビュー

BB戦士のサザビーを作ったので記事にしました。

2013年5月発売でメーカー希望小売価格は1,100円、BB戦士シリーズの通し番号は382番。「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場したシャア・アズナブル最後の搭乗機です。

パッケージ


標準的なHGと同じくらいの大きさです。ランナー4枚入っているとこれくらいの大きさになるんですね。

取扱説明書


HGと同様に1枚物の取扱説明書が同梱されています。

ランナーレビュー

すべて「BB サザビー」の刻印が入っていました。PS樹脂成型となっています。

Aランナー


赤い外装および武器パーツのランナーです。

Bランナー


おなじく赤い外装パーツのランナーですが、Aランナーとは少し色が異なります。

Cランナー


黒に近いグレーの内張パーツが主のランナーです。

Dランナー


特徴的な黄色いパーツのランナーです。

ポリキャップ・シール


ポリキャップは「PC-303」が付属。
シールは色分けを補うものが付属していますが、今回はモノアイと頭部センサーの緑ホイルシールのみ使用しています。

組み立て・塗装・写真撮影・合わせ目等

組み立て

普通のBB戦士キットですので、取扱説明書どおりに作れば問題なく完成します。特に難しいところもないでしょう。

合わせ目

頭部、肩部関節、手首、脚部に合わせ目が発生します。今回は比較的処理しやすい頭部のみ、タミヤセメントを用いて合わせ目消しを行いました。

塗装・デカール

本キットは赤の成形色が2色あるのですが、それを活かせるように水性ホビーカラーのメタリックレッドで薄く塗装。そのうえからガンダムデカール貼り付け、同じく水性ホビーカラーのつや消しクリアーを吹いて完成としています。

写真撮影







総評・おわりに

SDのガンプラ、子供のころは大味だなと思ってたんですが、ここ10年くらいのものはとても精密でデザイン的にも秀逸というのが今回でわかりました。ディテールもしっかり入っていますし、制作も通常のガンプラのノウハウがそのまま使えるので、お手軽に作るのにもオススメですね。