satoshi_komyのブログ

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HGUC 1/144 ガンダムベース限定 百式[ゴールドコーティング] 制作・レビュー

ガンダムベース限定販売のHGUC百式[ゴールドコーティング]を作ったので、記事にしました。

元のキットは「HGUC 1/144 百式(リバイブ版)」、2016年発売でメーカー希望小売価格は1,980円。HGUCの通し番号は記念である200番。
今回記事にした百式[ゴールドコーティング]はそのカラーバリエーションキットで、百式の特徴的な外装に金メッキが施され、とてもきれいに輝いています。こちらは2018年11月にガンダムベース限定で発売、メーカー希望小売価格は4,400円。通常版百式から2倍以上の価格となっていますが、この価格差がメッキ加工の費用によるものと思われます。

パッケージ


HGUC 1/144 百式(リバイブ版)」をベースに、ガンダムベース限定版として白と青基調のパッケージとなっています。

取扱説明書



取扱説明書は通常版と同じものが同梱。あわせて限定版用の注意書きも入っていました。

ランナーレビュー

Aランナー


主に外装パーツが中心のランナーです。カラーバリエーションキットですので、メッキ加工が施されていること以外に通常の百式と差異はありません。元のキットからアンダーゲートが多数採用されているため、組み立て後に外から見えるゲート痕は控えめになります。
ランナーの刻印は「HGUC 200 1/144 百式」で、ランナーとパーツにはPS樹脂が使用されています。

Bランナー


Bランナーは2枚入っていて、こちらもAランナーと同様に主に外装が中心のランナーです。同様にメッキ加工が施されていること以外に通常の百式と差異はありません。
ランナーの刻印は「HGUC 200 1/144 百式」で、ランナーとパーツにはPS樹脂が使用されています。

C1・C2ランナー



通常の百式と比べると若干メタリックが入った成形色となっています。主に関節部や武器として使用されるパーツが多めです。
ランナーの刻印は「HGUC 200 1/144 百式」で、ランナーとパーツにはPS樹脂が使用されています。

D1・D2ランナー


D1ランナーは青色の成形色、主に百式の胴体外装。D2ランナーは赤色の成形色、主にスリッパや動力パイプなどパーツです。通常の百式と比べるとどちらも若干メタリックが入った成形色で、その度合いもC1・C2ランナーよりも強めとなっています。
ランナーの刻印は「HGUC 200 1/144 百式」で、ランナーとパーツにはPS樹脂が使用されています。

Eランナー


薄いグレーのクリアの成形色で、カメラアイ用のパーツです。
ランナーの刻印は「HGUC 200 1/144 百式」です。

ポリキャップ


2013年ごろから定番となっているPC-002が付属しています。

ビームサーベル


SB-13ランナーが付属、百式のビーム刃色に合わせてクリアレモン風の成形色になっています。

シール類


百式の肩に貼り付ける「百」のシールが4枚、ツインアイやセンサー用のシールや、肩部の細かな色を補うためのものが付属しています。

組み立て・塗装・写真撮影

組み立て

基本的には通常版の百式と同じ構成のため、取扱説明書のとおり組んでいけば簡単に組みあがります。

塗装

金属感を強調したかったため、C1・C2ランナーを水性ホビーカラーの赤鉄色で塗装しています。あわせて細かな部分を補助的に塗装しました。

本キットはアンダーゲートが多用されており、通常版であれば表面のゲート痕は気になりません。しかし全身メッキゆえにじっくり見ると裏面のゲート痕が目立ってしまうため、水性ホビーカラーのゴールド(金)でリタッチしています。若干色合いが異なるけども、ランナーの地の色がそのまま見えてしまうよりかは幾分かマシになったかと思います。

なお通常キットの場合だとガンダムマーカーの類似色でリタッチすることでゲート跡を目立たなくするという方法がありますが、メッキが剥がれる可能性があるためオススメしません。

写真撮影(通常版との比較)







通常版(塗装したもの)と比較するとこんな感じ、やはりメッキによる輝きはすごいものがあります。

可動範囲・ポージング

最近のキットらしく、可動は良好です。

手足はここまで広がります。

脚を蹴上げるとここまで。ちなみにフロントスカートは左右分割されていないので、可動域や見た目を求めたい場合は中心の軸部分をカットしてもいいかもしれません。

膝立ちも余裕です。

腕はここまで曲がります。なおバックパックが干渉して、そのままでは肩の縦回転ができませんが、肩アーマーごと引き出し可能な構造になっているため、回避は可能です。

総評・おわりに

リバイブ版百式の時点で組みやすくかつ色分けや可動等も優秀で、それをさらに豪華にした商品であるため文句つけるところはありません。*1 ただ明確に弱点なのは、とにかくメッキパーツに指紋がつくところ。手袋をして最後まで対応できる人は問題ないですが、普通は難しいものです。
とりあえず何も考えず普通に制作し、あとから柔らかい布などで指紋を拭き取るのが現実的な落としどころかなと思いました。

また通常版との共通事項ではありますが、スリッパパーツが細長く接地性が低めであること、背面ウイングバインダーとクレイバズーカが外れやすいという難点もあります。これらはアクションベースなどのスタンドを使えばある程度解決できるので、大きな問題ではないかもしれません。幸い、股間にはしっかり接続用の軸穴が設けられているので、気になる方はポージングも兼ねて用意してみてはいかがでしょうか。

*1:プロポーションの好き嫌いは個人の問題ですので、ここでは記載しません。